フィレンツェの1軒の時計店としてスタートし、イタリア海軍用の時計製作でその実力を示したオフィチーネ・パネライ。語られる歴史・背景も魅力ですが、独特なデザインに魅力を感じている方も多いと思います。そこで今回は、代表的と思われる3つのケースを比較してみたいと思います。

左より、ルミノール・マリーナ、ルミノール・サブマーシブル、ラジオミール・ブラックシール。

厚さの比較。サブマーシブルはかなりの厚みがあります。対してブラックシールは、かなり薄め。シャツの袖との干渉もほとんど気になりません。

このルミノール・マリーナはケースの材質がチタンのバージョンです。また、ダイヤルカラーはブラウンです。あんまりブラウンには見えないんですけどね。写真だとなおさらです。

パネライと聞くと、このケースを思い浮かべる人が一番多いのではないでしょうか。代表的なケース・デザインですね。リューズ・プロテクターがらしさを感じます。

手持ちのパネライの中では、ノン・ポリッシュということもあり、一番、ミリタリーっぽさを感じさせるモデルです。

ルーツはエジプト海軍用に設計した時計。パネライは基本的にダイバーズなんですが、デザイン的にはサブマーシブルのラインナップが一番ダイバーズらしいですね。

かなり張り出した厚みのある裏蓋。ルミノール・マリーナとスペック上の防水性能(300m)は変わりませんが、それ以上のポテンシャルがあるように感じてしまいます。

ラバー・ストラップが一番よく似合うのもこいつですね。ちなみに現行のモデルは、文字盤のインデックスが金属で縁取りされているようですね。某社のアンティークのように、縁なしが脚光を浴びたりするのでしょうか?(笑)

クラシカルな雰囲気も併せ持つラジオミールのデザイン。これまでは小振りのケースサイズで、生産数もかなり少なかったですが、このブラックシールのラインナップが登場してから、敷居が低くなりました。なお、ラジオミールは防水性能が100mに抑えられています。

このモデルについては、シースルーバックで中のムーブメントを干渉することができます。


蛍光塗料の塗られた文字盤の上に、インデックスの部分をくりぬいた文字盤を重ねています。この技法は、後にルミノール・マリーナにも採用されました。また、現行のブラックシールは、文字盤の"BLACK SEAL"と"PANERAI"の位置が入れ替わっています。

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